雑誌「旅」が7/20に発売になりました。
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今回のサブテーマは「農業体験の旅へ」ということで、この農場も紹介されています。ありがとうございます。
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ここでは「・・・野菜と対話しよう。」ってタイトルをつけていただきました。
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農体験とその受け入れをするシステムの「wwoof(ウーフ)」から、今回の雑誌取材のお話がきました。
 こちらwwoof。
 この農場では、そのウーフに登録をさせていただいて5年目になります。毎年たくさんのウーファーさんに来ていただいて農作業のお手伝いはもちろんのこと、出会う方とのお話の中でたくさんの価値観をいただいています。
 来場されるのは、日本の方が6割、外国の方が4割・・・という感じで、いままでにドイツ・メキシコ・アメリカ・台湾・タイ・韓国・フランス・イギリス・オーストラリア・・・・などなどたくさんの国からも来ていただいてます。
ブログカテゴリー:ファーム訪問・体験ご参照どうぞ。

 農作業が進むこともありがたいのですが、それ以上に八ヶ岳の田舎の片隅に住みながら世界各国の方と出会えるなんて、こんなに素晴らしいことはないなあといつも思います。
 ・・・八ヶ岳に住みながら外国に旅行に行くこともなく、外国の価値観をいただけるのだから^^。

さて、今回の雑誌の中に不思議なつながりがありました。

雑誌内に宇井農場さん(北海道)も紹介されています。
僕は宇井農場さんと会ったことはありませんし、もちろん北海道に行ったこともないので^^・・・。
 こちら、宇井農場さん。

 この宇井農場さんは芳賀・宇井農場としてスタートされたらしいのですが、この芳賀さんの娘さん(花ちゃん)がウーフとして来てくれたのです。
こちら。
 彼女の来場は雑誌が届く直前までだったので、その娘さんは雑誌をこの農場では見れなかったのですが・・・。

 彼女のここへの来場の動機は、東京生活を離れて「放浪の旅」に出よう、というのがテーマでウーフ活動に入ったみたいです。
 芳賀さんご家族は現在は農業から少し距離を置かれているようなのですが、30年前頃に北海道に移住をして農業をはじめられたらしいのです。
 その娘さんの花ちゃんは小さい時はその暮らしがイヤでたまらなかったらしいです。
 でも、大人になって東京で暮す中で東京生活に疑問を持つようになり、「何か探し・・・」のためにこの農場にも来てくれました。

「放浪の旅」って自分で宣言していたので^^、「「旅」という雑誌は知っている?」って聞いたけど、彼女は知りませんでした。
 でも、今回の雑誌が発売されたタイミング、ここに花ちゃんが来たタイミング、そしてご両親が始めた農場のパートナーの宇井農場さんがこの雑誌にいっしょに載っているという偶然。
 
きっと花ちゃんには、北海道に戻って農業・・・とは言わないまでも、農的な暮らしをすべきではないの?という道標が示された気がするよ、なんて後日メールをしたりして・・・。
 
 自分で言っていた「放浪の旅」という言葉と雑誌「旅」の「農業体験の旅」との旅つながり・・・。
花ちゃんは今回の雑誌の「農業体験の旅」というテーマを発売直前からはじめていました。
すごい偶然というか直感というかを感じました・・・^^。
 
 この農場に来る人の多くは農業というよりも「何か探し・・・」をしています。
 そんなきっかけに今回の旅雑誌はなってくれそうな予感が発売前からしました・・・・というちょっと驚きでした。

農業体験の旅に出た旅人に、いい旅の思い出を作ってくれれば嬉しいし、また何かを探し当てる、あるいはヒントだけでも見つけてくれたら嬉しいと思います。
 そして僕ら受け入れ側も、たくさんの交流の中で何かを感じて生きていければ嬉しいって思います。