わが街、「北杜市に遺伝子組み換え作物はつくらない」という活動の実行委員として参加させてもらっている。
今日は、その活動の一環として「モンサントの不自然なたべもの」の自主上映会だった。
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(岡本さんFBより写真をお借りして・・・。予想以上の嬉しいご来場で、バタバタしてしまい写真さえ取れず・・・。)

今回の映画には、2回の上映で合計「486名」の参加があった。
わが街、北杜市の人口は4万9千人ほど(25年1月現在)なので、単純な計算上は100名に一人が、この問題に意識を向けていただいていることと、考えさせていただけた。

実行委員のご来場予測よりも倍ほどのご来場となり、駐車場の手配や誘導指示に不手際が起こってしまい、進行時間の変更で、みなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。申し訳ございませんでした。

この予測以上だったという嬉しい反省と共に、これからもこの問題をより良き方向に進めたいと思っています。

遺伝子つくらない・看板 - 縮小
この活動。
自分は、誇りをもっている。

運動の名称が、まず好きである。
「・・・つくりません」、というのは、いわゆる反対的なことではあるけれども、でも「自分が行うことができること」である。だから、他の人がどのように思おうとも「自分はこうする」という意思表示ができるからだと自分は思っている。
 いわゆる反対運動的なことの多くは、「反対!反対!」・・・と言う風に、他人が定義し行動をしていることに反対をすることになり、自分はどうする!という意思表示が入りにくいからかもしれない・・・。

また「北杜市に・・・」という、自分が住む街という「身近な範囲」で呼びかけをしていることも意味が大きいと思う。
最終的な目標は、もちろん地球上の全世界である。
でもしかし、まず自分の足元がしっかりしていないのに、全世界まで届くとも思えない想いもある。

まず、自分の畑、次に身近な近隣、そして市町村、次に県、そして日本、そして世界。
小さな単位から始まる方が、世界につながる道筋を明確にしてくれる。
そのように感じている。

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今回の映画で、はじめて実行側として参加したわけだけども、やはり自らが参加することで、その裏側のご苦労も肌身で感じる。

今回の映画上映での大きな反省点である、進行時間の30分遅れの変更。
これは大きく反省しておりますが、「禍転じて・・・」という言葉があるけれども、この30分の待っていただいたお時間に多くの資料をじっくりお読みいただけたのではないだろうか?と思わせていただいてもいます。
 映画の受付では、たくさんの資料をお渡しさせてもらった。
自分がこのような会に参加した時に、やはりたくさんの資料をいただくが、その講演などの会から帰ってから読むか・・・と言われれば、なかなか読まないのが現実だ。

何事にも、その考え方、見える視点・・・そのようなものが変われば、見えてくるもの感じてくるものが変わる。

遺伝子組み換えを推進する人や開発する人がいるから、食べものや農作物などの食べ物を見つめる機会にもなってはいる。(よき方向とは思えないが・・・)
でも、それで真の「食べ物=自分の身体を作り出すもの」・・・この原点を考えることが出来る。
そのような中で、暮らし全般を大きく見つめ直すことにもつながっている。

結局は、地球上に与えられた自分たちの生きる時間。
何がどのように起ころうとも、それはすべて、意味がある・・・ということを大きく感じている。
それを良きと思える方向でこの時間を過ごしたい、それは本当に強く想う。