冬支度で、キャベツの植え替え。
食用ではなく、たねを継ぐため。
PB180136

育苗ハウスの片隅に、育ちの良かったキャベツを選抜して収穫しないようにしていたものを移植。

育苗ハウスは防虫ネットで囲っているので他からの交配も防げるだろうと思う。
このキャベツは2代目(2013の夏に採取したものが育った物。)
PB190139

これから継げれば3代目となって、肥料が無い畑、少雨乾燥ぎみにこの地の記憶をどんどん蓄積してくれるだろう、と目論む。

不耕起・無肥料にして、すぐに良いモノが育つわけでなく、つまり闇雲に種を継いでもダメで、土の変化に伴って野菜たちの育ちが良いものから継がなくてはいけない。
 土の変化と同時進行。。。

PB190140
いろいろな野菜の種継ぎが増えてきた。

種を取り出すだけでもちょっとした手間がかかるし、交配しないようにとか、いろいろな手間がかかっていく。
でもしかし、なんとも言えない満たされた気持ちと、愛着と、つながる達成感をもらいながら農の暮らしを続けていきたいと思う。

約3年前に、本格的にはじめて、もう3年。・・・まだ3年。
何ごとにもスタートがあるが、この種継ぎを3年前から始めてよかったと、時間をしみじみ感じている。